ヴェッテル(左)が個人戦では初のタイトルを獲得(GP Update)
ヴェッテル、レース・オブ・チャンピオンズで優勝
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レース・オブ・チャンピオンズがロンドンのオリンピックスタジアムで開催され、セバスチャン・ヴェッテルが個人戦では初のタイトルを獲得した。
過去に6回、国別対抗戦のネーションズカップを制しているヴェッテルは、決勝戦でルマン24時間レースのレジェンド、トム・クリステンセンを2-0で破り、初の「チャンピオン・オブ・チャンピオンズ」に輝いた。
ヴェッテルは準決勝でディフェンディングチャンピオンのデビッド・クルサードを、クリステンセンはアレックス・バンコムを破って決勝戦に駒を進めた。
レッドブルのダニエル・リチャルドは第1ラウンドでニコ・ヒュルケンベルグに敗れて早々に姿を消し、フェリペ・マッサはジェンソン・バトンを2-0で倒した。マッサは準々決勝でクルサードと対戦したが、僅差で準決勝進出を逃した。ヒュルケンベルグは同郷のヴェッテルに敗れている。
トップクラスのモータースポーツから引退することをすでに発表しているスージー・ウォルフは、クルサードとの対戦でキャリアに終止符を打ち、ロータスのロマン・グロージャンはイギリスツーリングカー選手権のジェイソン・プラトに敗北を喫した。
メルセデスのリザーブドライバー、パスカル・ウェーレインは、予選ラウンドでアンディ・プリオーに敗退。ユーロNASCARのスロットルペダルの破損によりクラッシュを喫した。
2016年にロータスからF1デビューするジョリオン・パーマーも予選ラウンドで姿を消している。(情報提供:GP Update)