ハミルトン 2015年は「キャリア最高の1年」

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ルイス・ハミルトンは、2015年を「キャリア最高の1年」だと表現し、今週末のアブダビGPでシーズン11勝目を挙げたいと語った。

ハミルトンは開幕戦のオーストラリアGPでの優勝から今シーズンをスタートさせ、チャンピオンシップで一度もトップを譲ることなくアメリカGPで3度目のタイトルを獲得した。

チームメイトのニコ・ロズベルグがここ5レースでポールポジション5回、優勝2回を飾っているものの、ハミルトンはロズベルグの反撃により自らの勢いがそがれることはないと述べている。

「もちろんすべてが違う経験だけど、自分のキャリアで最高の1年になっている」とハミルトンは語った。

「僕は非常に幸運な立場にいる。チームが本当に素晴らしい仕事をしているからね。オースティンはベストレースだったかもしれない。僕にとってあれが今年のハイライトだよ」

2009年にF1カレンダーに加わって以来、アブダビのヤスマリーナサーキットでハミルトンはポールポジションと優勝を2回経験。今週末のレースに向けて、ハミルトンは44回目の優勝を見据える。

「ドライバーそれぞれに、自分のスタイルに合うトラックがあると思う。どのサーキットにもまったく同じように自分のドライビングスタイルを合わせるのが理想だけど、自分がうまく走れるサーキットというのはやっぱりあるんだよ」

「ここはカートトラックのような感じで、遅めのブレーキングも、縁石を乗り越えることもたくさんある。クルマを投げ出すようにしないといけないんだ」

「44回目のアラブ首長国連邦のナショナルデーをここで過ごせるなんて、ワクワクするよ。しかも、僕は44回目のレース優勝をねらうためにここにいるんだからね。まだレースは始まっていないけど、こういう偶然が一度に起きるなんてすごいよね」(情報提供:GP Update)

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