ハミルトン「1ストップは可能だった」

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ルイス・ハミルトンは、アブダビGP決勝で1ストップ作戦によりニコ・ロズベルグを倒すことができたと信じている。

ハミルトンはファーストスティントでロズベルグに遅れをとったが、セカンドスティントではその差を縮めた。ロズベルグが32周目に2回目のピットストップを行うと、メルセデスはハミルトンにスティントを延長するように指示。ハミルトンは、12周目に交換したプライムタイヤでレースを走りきれると考えた。

しかし、ロズベルグに差をつけられたハミルトンは42周目にピットに入り、別のセットのプライムタイヤに交換することを選択した。その時点で12秒あった差を最終的に7秒まで縮めたハミルトンだが、それ以上の反撃はできず、3戦連続で2位に終わった。

ハミルトンは「後から考えると、ニコがピットに入った時にもう少しペースを落としていれば、タイヤをもっと長持ちさせることができただろうね」

「終盤もタイヤの状態はよかったから、最後まで走りきれたと思うけれど、うまくいかなかった」

「(セカンドスティントで)長く走りすぎたことはいいことではなかったかもしれないけれど、それを試して全力を尽くした」と語った。

またハミルトンは、コンストラクターズチャンピオンシップで703ポイントを記録したメルセデスチームに賞賛を送っている。

「信じられないほど素晴らしい1年だった。いつものように満足しているし、今はそれを楽しむことができるよ」

「チームに敬意を表さなければならないね。1年を通して期待を上回り、メルセデス・ベンツが世界最高のチームであることを示していた。その一員であることを誇りに思うよ」(情報提供:GP Update)

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