ルノー、再生に3年を予想

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ルノー会長のカルロス・ゴーンは、ロータスを引き継ぐことになったF1チームがタイトルを争えるようになるまで最低でも3年かかると予想している。

ルノーは先週、2016年からロータスを引き継ぐことを正式発表し、2009年以来初めてワークスチームに復帰することになった。ロータスは2014年シーズンを8位で終え、今シーズンは6位に順位を上げたものの、その挽回はメルセデスのパワーユニットによるものだった。

ルノーは2015年、レッドブルとトロロッソに提供したパワーユニットの不調で苦戦を強いられ、1勝も挙げることなくシーズンを終えた。

ゴーン氏はフランス『フィガロ』紙のインタビューで「従業員たちがいかに意欲的かを踏まえると、高い競争力を持つまで3年かかると思う」と語った。

またゴーン氏は、レッドブルが使用するタグ・ホイヤーブランドのルノー製パワーユニットについて次のように言及している。「エンジンサプライヤーとしての活動の発展も継続するつもりだが、ワークスチームの利益に従ってそうするだけだ」

さらにゴーン氏は「組織、目標、ドライバー、戦略、提携先については2016年1月に発表する」と述べ、ルノーがロータス買収を完了する前に2016年のレースドライバーとして発表されているパストル・マルドナドとジョリオン・パーマーの将来が保証されていないことを示唆した。(情報提供:GP Update)

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