米紙が前田健太に辛口評価 “代わりはいくらでもいる”

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今オフにポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍の可能性が報じられている広島東洋カープの前田健太投手。その能力は高く評価され、複数球団が獲得に乗り出すと見られているが、米地方紙『ボストン・グローブ』(電子版)は、同投手に辛口の採点をつけた。

同紙は、前田がポスティングシステムでの移籍を試みた場合には、複数のメジャー球団が入札を行うだろうと予想する一方で、先発ローテーションでは3番手以降の投手であると厳しい評価。また、アメリカ人投手で前田の代わりとなる投手はいくらでもいるとの見方を示している。

そして、2013年オフに7年総額1億5500万ドル(約190億4000万円)の大型契約をニューヨーク・ヤンキースと結んだ田中将大投手と比べると、契約額は遥かに小規模なものになるだろうと伝えた。

27歳の前田は今季、29試合の先発で15勝8敗、防御率2.09の好成績をマークし、自身2度目の沢村賞を獲得した。プロ通算8年で97勝67敗、防御率2.39の成績を残している。なお、同投手の獲得には、アリゾナ・ダイヤモンドバックスが興味を示しているほか、ニューヨーク・ヤンキースやボストン・レッドソックスなどの名門チームも関心を寄せていると報じられている。

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