ドジャース、S.カズミアー獲得で先発全員が左腕に? 「カーショーのグラブを使いまわそう」

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ロサンゼルス・ドジャースが30日、ヒューストン・アストロズからフリーエージェントとなっていた先発左腕スコット・カズミアー投手と、総額4800万ドル(約57億8000万円)の3年契約を結んだ。

ドジャースは現在、エースのクレイトン・カーショーを筆頭に、ブレット・アンダーソン、柳賢振、アレックス・ウッドと、左投げの先発投手を豊富に擁している。そこにカズミアーが加わったことで、来季の開幕ローテーションが、左腕だけで形成される可能性が高くなった。

ドジャースの投手陣はこの日、カズミアーの入団を受け、それぞれのツイッターにコメントを公開した。アンダーソンは、「おい、カーショー。先発全員が左腕になったことだし、団結力の証として、君のグラブをみんなで使いまわすことにしよう」と発言。すると、カーショーも、2002年公開の映画『ドラムライン』に登場した「バンドは一つ、音楽も一つ」の名セリフを用い、“左腕の結束”を誓っている。

しかし、その一方で、今年4月に受けた右ひじのトミー・ジョン手術からの復活を目指す右腕ブランドン・マッカーシーは、ドジャースに対して「ひどい職場環境だと球団に苦情を申し立てようか」と、“辛口”のコメントを残している。

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