【第17週プレビュー】ベンガルズ、勝利で弾みをつけてプレイオフへ

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AFC北地区王者シンシナティ・ベンガルズが現地1月3日、本拠地でボルティモア・レイブンズと戦う。11勝4敗のベンガルズは、この試合に勝ちデンバー・ブロンコスが敗れるとプレイオフ1回戦シードとなる状況だ。

第16週のベンガルズは、デンバー・ブロンコスにオーバータイムの末、17対20で敗戦。第2Q終了間際まで14点をリードしていながら後半に失速しての痛い逆転負けを喫してしまった。それだけに、今週はしっかり勝ち、連敗でポストシーズンに臨むことだけは避けたい。親指骨折のアンディ・ダルトンが引き続き欠場となるクォーターバック(QB)陣だが、ここ2試合先発のA.J.・マキャロンも前週の試合で左手首を痛めているのが気がかり。もし、マキャロンまで欠場となると、本来は3番手でまだ公式戦でスナップを受けた経験のないキース・ウェニングを起用せざるを得ない。ただ、どちらにせよ空中戦に多くを頼るのは厳しくランニングバック(RB)陣、守備陣の奮起が必要。特にディフェンスエンド(DE)カルロス・ダンラップ(13.5サック)、ディフェンスタックル(DT)ジーノ・アトキンス(10サック)の二桁サックコンビの強烈パスラッシュに期待だ。

現在5勝10敗のレイブンズは前週、ピッツバーグ・スティーラーズを20対17で撃破する波乱を起こした。シーズン序盤にテキサンズで4試合先発も、途中加入のレイブンズでは初先発だったQBライアン・マレットがパス274ヤード、1TDと奮闘。また、新人RBジャボリアス・アレンがラン77ヤード、1TD、レシーブ35ヤードを記録。そして何よりも6試合連続でターンオーバーを献上していたのが、前週はターンオーバーなしだったのが大きかった。今週も堅実なオフェンスを展開することで、同地区ライバルの上位チームから白星を挙げたい。

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