#1 『GO！GO！チャギントン』
７代目ナビゲーターに就任
井上清華＆杉原千尋アナウンサーにインタビュー！

井上 去年、私たちが入社したタイミングで、海老原（優香）さんがナビゲーターになるという発表があって。新聞の記事を見て「海老原さんがなるんだ！」と思っていたので、そこに、今回、私たち２人で出られるのは不思議だし、ただただうれしいよね？
杉原 うれしいですね。２人だからこそ、不安があっても、それを半分にすることができるし、楽しいことは倍にできる。２人で共有できることが、また増えてよかったなと思います。

井上 半年ずつ、交代でナビゲーターを務めます。
杉原 私が最初で、半年後に井上にバトンタッチするんですけど、『チャギントン』のスタッフさんは「杉原らしさを出していいよ」「今までにない感じを出していいよ」と言ってくれています。井上も井上らしさを出すと思うので、そこは１年間で、私らしいナビゲーター、井上らしいナビゲーターというふうになるのかな。イベントなんかでは、一緒に出ることもあると思います。
井上 番組のオープニングでは、つるの（剛士）さんと３人での並びもあると思います。ダンスの撮影をしたんですけど、それぞれの動きは覚えて、「あとは個性、オリジナルでいいよ」と言われたので……やっぱり、ちょっと違ったよね（笑）。
杉原 個性、出てたよね（笑）。
井上 私たち、「足して２で割ったらちょうどいい」ってよく言われるんです。
杉原 そういう意味では、今回は、ただ足していっただけかもしれないですが（笑）。

杉原 私は、大学時代に幼稚園教諭の勉強をしていて免許を持っていることもあって、やはり「子どもたちがどんなふうに見るのかな？」とか「保護者の方が一緒にどう見てくださっているのかな？」ということを一番に考えたいです。その中で、ナビゲーター＝妖精という立場で……。
井上 うふふふふ。
杉原 なんで？
井上 妖精という立場で……って（笑）。そうなんだけど！
杉原 いや、だからフェアリーとして言わせてもらうと（笑）、お子さんが「今日も『チャギントン』見たいな」って朝のルーティーンにしてもらえるように、番組を盛り上げていけたらいいなと思っています。

杉原 そうですね。実は、入社前から「『チャギントン』いいな」っていう思いもありましたし、また社会人になってから子どもと触れ合う機会が増えるなんて、という驚きもありました。
井上 フジテレビの１階にあるチャギントンショップのあたりで取材をしている時に、楽しそうに買い物をする子どもたちをよく見ていたので、責任も感じますし、「あのお姉さん、あんまり好きじゃない」と言われないように、今回も一緒に踊りたくなるようなお姉さんでいたいと思います。私は、杉原のように幼児教育のことは知りませんし、兄弟もいないので、最近小さい子と関わることがなくて。だから、これからどんどん子どもたちの気持ちに寄り添うべく、“妖精さん”になっていけたらいいのかなって。

井上 よく見ていた衣装に、自分が袖を通すということについては、感慨深いものがあります。何度も衣装合わせをして微調整をしていただいて。杉原のスカートも、ミリ単位で直してくださったり、本当にこだわり抜かれた衣装なんです。ただ、私は顔が幼いので、どちらが幼稚園児かわからないようにならないかな、と心配です（笑）。
杉原 今回は２人ということもあって、カチューシャの色が違うだけで、衣装はまったく一緒にしていただいたんです。差を出したりせずに、２人とも今まであった、色味、形を着させてもらっています。
井上 スタッフさんの愛情を感じるよね。

杉原 井上はピッタリ！
井上 幼稚園児みたいじゃない？
杉原 確かに２３歳で着ているとは思えない。何の違和感もない（笑）。
井上 杉原は本当に小さいころ見ていた子ども番組の「お姉さん」っていう感じ。似合ってます。
杉原 あら～。ありがとうございます！

杉原 カチューシャです。先輩たちを見ていても、リボンがついたカチューシャではなくて。それが今までと違うところで、私たちの代の個性を出してもらえたんじゃないかなって。
井上 私は、スカートのライン。ウエストから下へのラインがきれいで、細く見えるなって思って（笑）。こんなに短いのを着るは、本当に久しぶりなんですけど。
杉原 Aラインがね。
井上 そう。踊っている映像を見ても、ラインがきれいだなって。

杉原 腰を低くして回るところがあるんですけど、スカートが短いので、危ない感じになってしまって（苦笑）。
井上 きれいにかわいく見せるためには、衣装もヒールも必須なので、早く体になじませていかないとね。
杉原 私は体力に自信がまったくないし、顔も赤くなりますし、汗もだらだらかいてしまいますし、息も上がってしまいます。踊りも、いろんなことを意識しすぎてしまうと、踊れなくなっちゃう。だから“子どもたちと、笑顔で楽しく踊るお姉さん”を目指しています。