#2
ドラマ『ルパンの娘』で
ラブコメディに挑戦する
深田恭子さん&瀬戸康史さんにインタビュー
グッズプレゼントも!
深田恭子(ふかだ きょうこ)さん
1982年11月2日生まれ。東京都出身。1996年『第21回 ホリプロタレントスカウトキャラバン』でグランプリを受賞し芸能界デビュー。以後、ドラマ『神様、もう少しだけ』、『初めて恋をした日に読む話』、映画『下妻物語』『ヤッターマン』など、数々の作品で主演、ヒロインをつとめる。木曜劇場には『隣の家族は青く見える』(2018年1月クール)以来、1年ぶりの主演。
瀬戸康史(せと こうじ)さん
1988年5月18日生まれ。福岡県出身。2005年に芸能界デビュー。最近ではドラマ『透明なゆりかご』や連続テレビ小説『まんぷく』、映画『寝ても覚めても』などの話題作に出演。フジテレビ系は近年ではドラマ『海月姫』や『パーフェクトワールド』に出演している。今後も、9月13日に公開の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』に出演する。
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両家の家族がとにかく濃い。対面したときは、
すごいシーンになるんじゃないか(深田)
瀬戸さんは、今回の役のために10kg体重を増やされたそうですね。ご苦労もありそうです。
瀬戸
警察官の役ということで、体つきをガッチリさせたくて体重を増やしましたが、体重だけじゃなくて計り知れない苦労があります(笑)。僕は今回、本当に悩んでいて、どうしても不安な気持ちになってしまうんです。「自分はできているのか?」とか、「ちゃんと監督の要望に応えられているのかな」とか、マイナスな気持ちでいっぱいになるんですけど、深田さんとやっていると、それがなくなっていくというか。深田さんは、現場を和ませてくれるので、ほんわかするというか。和馬が華のことを好きなように、変な意味じゃなくたぶん僕も深田さんのことを好きなんだろうな、と(笑)。
深田
え!?
撮影をしていて、大変だな、おもしろいなと思うシーンは?
深田
監督から、泥棒スーツを着ているときは何でもないシーンだったり、ただ歩いてくるシーンでも、いちいちカッコつけようって言われています。振り返るだけでも、カッコつけるのは難しいです。「肩から入れて! 普通に来るんじゃなくて、来て、まず肩入れて!」って(笑)。間が難しいです。あまりに「登場!」っていう感じで出すぎると、「その間(ま)、ちょっと減らして」と言われますし、扮装している時は、普通に歩くより「キレをよく!」って(笑)。
扮装といえば、泥棒スーツの着心地はいかがですか?
深田
泥棒スーツの情報解禁をしていない時は、ロケをしながら、「人に見つかっちゃいけないな」と思って、人が通るときは手で顔を隠したりしていました(笑)。
また、この間ティザームービーを撮っている時に、スタジオですれ違う人が、みんな私のことを三度見くらいしていて(笑)。「お疲れさまです」ってご挨拶するんですが、他のスタジオの人にとにかく驚かれて。まだ仮面も付けていない時だったので、普通に歩いていたら、みなさん驚かれるので「あ、私、結構な格好してるんだな」と思いました(笑)。
また、この間ティザームービーを撮っている時に、スタジオですれ違う人が、みんな私のことを三度見くらいしていて(笑)。「お疲れさまです」ってご挨拶するんですが、他のスタジオの人にとにかく驚かれて。まだ仮面も付けていない時だったので、普通に歩いていたら、みなさん驚かれるので「あ、私、結構な格好してるんだな」と思いました(笑)。
瀬戸
実はちょっとうらやましいんですよね。僕、ほぼ普通のスーツなので。悩んでいるとはいえ、「ちょっとはふざけたいな~」っていう気持ちは、泥棒一家の人たちを見て思います(笑)。
深田 確かに、和馬は、振り切り過ぎてはいけないですもんね。
瀬戸 そうなんです。だから、そのうらやましさはありますよね。でも、まだ撮ってはいないですけど、今アクション練習をやっていて。指導して下さる先生たちのアクションが本当にかっこいいんですよ。だから、それを自分もちゃんとできたらいいですし、そこは芝居とは別の部分で難しいところですね。型どおりやりすぎても、それこそ“段取り”っぽくなっちゃうので、本当に生っぽくというか、ちょっと手を間違えてもいいから荒っぽくみたいなのを意識してはやるつもりです。
あとは、まだ、ほぼ華とのシーンしか撮っていないので、何とも言えないんですけど、これからどんどんいろんな人たちと関わっていくのが、ものすごく楽しみです。昨日、加藤諒くんと一緒で、私の上司なんですけど(笑)、すごい偉そうなんです。それがすごくおもしろくて。彼がメチャクチャ緊張してて「お手柄だったぞ」を、ずっと「お宝だったぞ」って。もう、本当にやめてほしい(笑)。でも、それももちろん真面目にやっているから、笑いをこらえるのが大変です。
深田 確かに、和馬は、振り切り過ぎてはいけないですもんね。
瀬戸 そうなんです。だから、そのうらやましさはありますよね。でも、まだ撮ってはいないですけど、今アクション練習をやっていて。指導して下さる先生たちのアクションが本当にかっこいいんですよ。だから、それを自分もちゃんとできたらいいですし、そこは芝居とは別の部分で難しいところですね。型どおりやりすぎても、それこそ“段取り”っぽくなっちゃうので、本当に生っぽくというか、ちょっと手を間違えてもいいから荒っぽくみたいなのを意識してはやるつもりです。
あとは、まだ、ほぼ華とのシーンしか撮っていないので、何とも言えないんですけど、これからどんどんいろんな人たちと関わっていくのが、ものすごく楽しみです。昨日、加藤諒くんと一緒で、私の上司なんですけど(笑)、すごい偉そうなんです。それがすごくおもしろくて。彼がメチャクチャ緊張してて「お手柄だったぞ」を、ずっと「お宝だったぞ」って。もう、本当にやめてほしい(笑)。でも、それももちろん真面目にやっているから、笑いをこらえるのが大変です。
タイトルバック、ティザーでのみなさんの「泥棒ダンス」の出来が素晴らしいですね。
深田
台本では、全員で変なダンスを踊るというようなイメージだったので、「おもしろいけど、どういうことになるんだろう」と思っていましたが、現場に行ったら本当にものすごい、笑っちゃうくらいカッコいい画が撮れてて。
全員で同じダンスじゃなくて、それぞれに振り付けされて、あとは雰囲気で、みたいな。その雰囲気がわからないんですけど(笑)。でも、ライティングやセットが、あまりにすごくて…音楽もかけられて、なんだか知らない間にその気にさせられて、とにかくみんなが「いい!いい!」って褒めてくださるから、いろいろやりました(笑)。
とにかく、それぞれのダンスがあって、最後にキメをして。またそのキメも、とんでもなくカッコいいんです(笑)。笑っちゃうカッコよさっていうか…いかに真面目にやるかということが、大切なところだなと思います。
全員で同じダンスじゃなくて、それぞれに振り付けされて、あとは雰囲気で、みたいな。その雰囲気がわからないんですけど(笑)。でも、ライティングやセットが、あまりにすごくて…音楽もかけられて、なんだか知らない間にその気にさせられて、とにかくみんなが「いい!いい!」って褒めてくださるから、いろいろやりました(笑)。
とにかく、それぞれのダンスがあって、最後にキメをして。またそのキメも、とんでもなくカッコいいんです(笑)。笑っちゃうカッコよさっていうか…いかに真面目にやるかということが、大切なところだなと思います。
ほかのキャストの方も、みな個性派揃いですね。
深田
それぞれのバランスがおもしろいというか。キャラクターが濃いので、読み合わせでもみなさんで座ってるだけで笑ってしまいます(笑)。
両家の家族がとにかく濃いので、対面したときはものすごいパワーが生まれて、すごいシーンになるんじゃないかと期待しています。
両家の家族がとにかく濃いので、対面したときはものすごいパワーが生まれて、すごいシーンになるんじゃないかと期待しています。
それでは最後に、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
深田
原作と脚本を読んで、その面白さに衝撃を受けたので、その時に感じた思いをそれ以上にしてみなさまにお届けできたらと思っています。
瀬戸 この作品は、かなりぶっ飛んだ設定の上、監督からどんな要求をされるかわからない、脚本を読んだだけでは想像できないことだらけです。監督からは「現代版『ロミオとジュリエット』を真剣に演じてくれれば絶対面白くなるから」という言葉をいただいたものの、「本当に自分でできるのか?大丈夫なのか?」と震えています。「これは武者震い…武者震いだ」と自分に言い聞かせ、監督やスタッフ、キャストのみなさんを信じ、「全てをさらけ出すのみ!」といった心境です。ぜひ、お楽しみに。
瀬戸 この作品は、かなりぶっ飛んだ設定の上、監督からどんな要求をされるかわからない、脚本を読んだだけでは想像できないことだらけです。監督からは「現代版『ロミオとジュリエット』を真剣に演じてくれれば絶対面白くなるから」という言葉をいただいたものの、「本当に自分でできるのか?大丈夫なのか?」と震えています。「これは武者震い…武者震いだ」と自分に言い聞かせ、監督やスタッフ、キャストのみなさんを信じ、「全てをさらけ出すのみ!」といった心境です。ぜひ、お楽しみに。
プレゼント
抽選で、「ルパンの娘」公式クリアファイルをプレゼントします!
応募受付は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました!
当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。
取材・文 鈴木 知子
『ルパンの娘』
放送:7月11日スタート 毎週木曜22時
原作:『ルパンの娘』横関大(講談社文庫刊)
出演:深田恭子、瀬戸康史、小沢真珠、栗原 類、どんぐり、藤岡 弘、(特別出演)、加藤 諒、大貫勇輔、信太昌之、マルシア、麿 赤兒、渡部篤郎 ほか
