#1 新作ドラマ＆映画のプロジェクトが進行中！『THE3名様Ω』に出演する佐藤隆太さん、岡田義徳さん、塚本高史さんにインタビュー
佐藤隆太（さとう りゅうた）さん
1980年2月27日生まれ。東京都出身。1999年の俳優デビュー後、『池袋ウエストゲートパーク』、『木更津キャッツアイ』シリーズ、『ROOKIES』シリーズ（すべてTBS）など話題作に数多く出演。最近の主な出演作はNHK大河ドラマ『どうする家康』などがある。
塚本高史（つかもと たかし）さん
1982年10月27日生まれ。東京都出身。1997年に俳優デビュー。映画初出演となった『バトル・ロワイアル』で注目を集める。その後、『木更津キャッツアイ』シリーズ（TBS）、『刑事7人』シリーズ（テレビ朝日）など人気作に数多く出演している。
岡田義徳（おかだ よしのり）さん
1977年3月19日生まれ。岐阜県出身。1994年に俳優デビュー。映画初出演作『渚のシンドバッド』での好演が話題に。その後、『木更津キャッツアイ』シリーズ（TBS）、映画『下妻物語』など多くの作品に出演。音楽劇『A BETTER TOMORROW-男たちの挽歌-』の公演を控えている。
19年前に実写ドラマ化され、一世チョイ風靡した『THE3名様』の完全新作が『THE3名様Ωプロジェクト2024』として進行中。ドラマ『THE3名様Ω』がＦＯＤにて独占配信、『映画 THE3名様Ω～これってフツーに事件じゃね？！～』が8月30日（金）に全国公開されます。
『THE3名様』は、3人組のフリーターが深夜のファミレスでダラダラとゆるい会話を繰り広げる“だけ”の脱力感のあるゆるい内容が話題のドラマ。2022年には映画『THE3名様～リモートだけじゃ無理じゃね？～』が公開され、1週間の限定公開の予定だったものの5週間以上公開されるヒット作となりました。
本作でフリーターのジャンボ、まっつん、ミッキーを演じている佐藤隆太さん、岡田義徳さん、塚本高史さんにインタビュー。『THE3名様Ωプロジェクト2024』が始まった経緯や今作の撮影エピソード、『THE3名様』の今後の展望について聞きました。
また、現在販売されている『THE3名様Ω』の公式グッズについてもインタビュー。気になったグッズ、“あの”グッズの遊び方、今後グッズを作るならどんなものが欲しいかなどを聞きました。
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5分番組として制作する案もあった！？ドラマ『THE3名様Ω』の裏話
今回の『THE3名様』連続ドラマ化は、皆さんからの提案だったとか。
岡田
その話が出たときのこと、すごく覚えてる。隆ちゃんが「連続ドラマで」って言ったんだよね。
佐藤 そうですね。定期的に作戦会議をしていて、そこで話してたんだよね。
塚本 そのときは「何言ってるんだ」と思ったけど、実現するのが『THE3名様』のすごいところ。
岡田 実現してくれたみんなに感謝です。
佐藤 そうですね。定期的に作戦会議をしていて、そこで話してたんだよね。
塚本 そのときは「何言ってるんだ」と思ったけど、実現するのが『THE3名様』のすごいところ。
岡田 実現してくれたみんなに感謝です。
連続ドラマでやろうと思った理由は？
佐藤
20年近く前に『THE3名様』は始まりましたが、その当時はテレビドラマがすごく盛り上がっている時期でした。そこであえてDVD作品を発表する、ちょっと裏をいったんですよね。コロナ禍を経験したことで、家で安心して気軽に見られる作品が作れたらと思っていましたし、いろいろなプラットフォームがある今だからこそ連ドラでやるのが面白いんじゃないかと思って提案しました。
塚本 テレビの番組と番組の間に放送されている5分番組でも面白そうだねって話もあったよね（笑）。
佐藤 あったね～（笑）。
塚本 テレビの番組と番組の間に放送されている5分番組でも面白そうだねって話もあったよね（笑）。
佐藤 あったね～（笑）。
『THE3名様』シリーズは、3人のナチュラルなやり取りが印象的な作品ですが、セリフは台本通りなのでしょうか？それともアドリブですか？
佐藤
（塚本さんを見ながら）アドリブにめちゃくちゃ厳しいんで。本番でもちょっと台本と違うことを言うと「カット！それじゃない。そんなんだったら芝居できないよ」って言いますから（笑）。
岡田 厳しいんですよ。「『。』入ってないよ」とかね（笑）。
岡田 厳しいんですよ。「『。』入ってないよ」とかね（笑）。
「。」までこだわっているんですか！？
塚本
ははは（笑）。好き放題やってそうに見えて、だいたい台本通りです。あんまりアドリブ入れることはないよね。
佐藤 うん。でも、2人はお芝居が本当に面白くて、自分が想像もしていなかったお芝居をしてくるから「そういう投げ方してくるんだ！？」という驚きは毎回あって。
岡田 それ分かる。セリフの言い方、間の取り方、表情とかね。
塚本 それをナチュラルに見せるのは大変なんですよ。この3人だからナチュラル感が出せているんだと思います。
岡田 でも、ナチュラルに（岡田さんが演じる）まっつんみたいな人がいたら嫌だけどね（笑）。
佐藤 確かに（笑）。
塚本 友達にはなりたくない（笑）。
佐藤 でも、まっつんみたいな人、現実にもいそうだし、キャラクターとしてちゃんと成立しているのはナチュラルだからですよね。
佐藤 うん。でも、2人はお芝居が本当に面白くて、自分が想像もしていなかったお芝居をしてくるから「そういう投げ方してくるんだ！？」という驚きは毎回あって。
岡田 それ分かる。セリフの言い方、間の取り方、表情とかね。
塚本 それをナチュラルに見せるのは大変なんですよ。この3人だからナチュラル感が出せているんだと思います。
岡田 でも、ナチュラルに（岡田さんが演じる）まっつんみたいな人がいたら嫌だけどね（笑）。
佐藤 確かに（笑）。
塚本 友達にはなりたくない（笑）。
佐藤 でも、まっつんみたいな人、現実にもいそうだし、キャラクターとしてちゃんと成立しているのはナチュラルだからですよね。
『THE3名様Ω』はゲストが出演することも話題になっています。いつもほぼ3人だけで物語が進行する『THE3名様』ですが、ゲストが入ることで空気感などに変化はありましたか？
塚本
空気感が変わらないようなお話を選んだり、変わらないような人を…。
岡田 （佐藤さんにコソコソと話しながら何かを見せている）
佐藤 ちょっと待って！事件です。
塚本 何？
佐藤 今日すでにいくつかの媒体に取材していただきましたが、最悪、写真を撮り直さないといけないかもしれない…岡田さん、チャック開いてました（笑）。
一同 （爆笑）
塚本 マネージャーさんがショックで、携帯落としちゃったよ（笑）。
佐藤 いつから開いてたんですか？
岡田 分からない…。
佐藤 部屋から部屋の移動で開くことないですから、最初からでしょ。
塚本 子供かよ～（笑）。
岡田 もし写真でも開いていたら、加工してもらおう（笑）。
佐藤 で、ゲストの話ですよね！
塚本 そう。3人の空気感が変わらないようなお話を選んで、空気感が変わらないようなゲストの方に来ていただいているので、大きな変化はないと思います。でも…映画の話、していいですかね？映画は、超大作になっているんですよ。
佐藤 ね～。
塚本 泣いちゃうと思う。
岡田 意外と泣けるかも。
佐藤 なんて言えばいいのかな、無理矢理感動させられるっていうか（笑）。
塚本 そっちの方向に持っていって、最終的には「何を見させられてんだ！？」っていうオチがいいよね。
佐藤 そういう作品になったのは、ゲストの方のおかげかな、と。
塚本 あのキャラクターはあの人にしかできないよ。
佐藤 そうだね。最後の大事な話で登場してもらっているしね。面白かったのが、そのゲストがお忙しい方で、1日しかスケジュールがとれなかったから、先にゲストの方のシーンを全部撮りきってから残りの僕らのシーンを撮ったんですよ。でも、監督が僕らの撮影の頃には疲れ切っちゃってて（笑）。
塚本 「まだ撮影残ってるよ！？」っていう感じでね。
岡田 めちゃめちゃエナジードリンク飲んでたし（笑）。
佐藤 そうそう！でも、あの日はすごくいい撮影だった。3人だけでやっているときとはちょっと違って、いい緊張感もあったし。
塚本 雰囲気が違ったよね。
佐藤 普段から真面目にやってはいるんだけどね。でも、ゲストの方がいらっしゃることで、楽しんでもらいたいし、変な時間にしたくないから、集中力が増した感じがあって。
塚本 ギュッとね。
岡田 それに、ゲストの方の心意気も見えてうれしかったよね。「これだけやりますんで、よろしくお願いします！」っていう、僕らに対する提示というか。
佐藤 そうそう、すごく忙しいタイミングだったのに、セリフも完璧に入れてきてくれて、バチッと決めてくれて、うれしかったなぁ。
岡田 気合い入ったよね。
佐藤 あとは、DVDのときから基本的に同じ席で、同じフォーメーションでやってきたから、ゲストの方が入ってくださることで、崩れるんですよ。席を移動することもあったし。今までにない動きが生まれて、見てくださる方にとっては、新鮮に映るかもしれません。
岡田 ゲストの方に空気をつくっていただいた部分もあるよね。そういういつもと違うところも楽しんでいただいたらうれしいです。
岡田 （佐藤さんにコソコソと話しながら何かを見せている）
佐藤 ちょっと待って！事件です。
塚本 何？
佐藤 今日すでにいくつかの媒体に取材していただきましたが、最悪、写真を撮り直さないといけないかもしれない…岡田さん、チャック開いてました（笑）。
一同 （爆笑）
塚本 マネージャーさんがショックで、携帯落としちゃったよ（笑）。
佐藤 いつから開いてたんですか？
岡田 分からない…。
佐藤 部屋から部屋の移動で開くことないですから、最初からでしょ。
塚本 子供かよ～（笑）。
岡田 もし写真でも開いていたら、加工してもらおう（笑）。
佐藤 で、ゲストの話ですよね！
塚本 そう。3人の空気感が変わらないようなお話を選んで、空気感が変わらないようなゲストの方に来ていただいているので、大きな変化はないと思います。でも…映画の話、していいですかね？映画は、超大作になっているんですよ。
佐藤 ね～。
塚本 泣いちゃうと思う。
岡田 意外と泣けるかも。
佐藤 なんて言えばいいのかな、無理矢理感動させられるっていうか（笑）。
塚本 そっちの方向に持っていって、最終的には「何を見させられてんだ！？」っていうオチがいいよね。
佐藤 そういう作品になったのは、ゲストの方のおかげかな、と。
塚本 あのキャラクターはあの人にしかできないよ。
佐藤 そうだね。最後の大事な話で登場してもらっているしね。面白かったのが、そのゲストがお忙しい方で、1日しかスケジュールがとれなかったから、先にゲストの方のシーンを全部撮りきってから残りの僕らのシーンを撮ったんですよ。でも、監督が僕らの撮影の頃には疲れ切っちゃってて（笑）。
塚本 「まだ撮影残ってるよ！？」っていう感じでね。
岡田 めちゃめちゃエナジードリンク飲んでたし（笑）。
佐藤 そうそう！でも、あの日はすごくいい撮影だった。3人だけでやっているときとはちょっと違って、いい緊張感もあったし。
塚本 雰囲気が違ったよね。
佐藤 普段から真面目にやってはいるんだけどね。でも、ゲストの方がいらっしゃることで、楽しんでもらいたいし、変な時間にしたくないから、集中力が増した感じがあって。
塚本 ギュッとね。
岡田 それに、ゲストの方の心意気も見えてうれしかったよね。「これだけやりますんで、よろしくお願いします！」っていう、僕らに対する提示というか。
佐藤 そうそう、すごく忙しいタイミングだったのに、セリフも完璧に入れてきてくれて、バチッと決めてくれて、うれしかったなぁ。
岡田 気合い入ったよね。
佐藤 あとは、DVDのときから基本的に同じ席で、同じフォーメーションでやってきたから、ゲストの方が入ってくださることで、崩れるんですよ。席を移動することもあったし。今までにない動きが生まれて、見てくださる方にとっては、新鮮に映るかもしれません。
岡田 ゲストの方に空気をつくっていただいた部分もあるよね。そういういつもと違うところも楽しんでいただいたらうれしいです。
次回公開のインタビュー#2では、サイン入りプレゼントのお知らせもあります！
文：平野智枝子
撮影：今井裕治
『THE3名様Ω』
連続ドラマ『THE3名様Ω』FODで配信中（全8話）
過去作もFODで全話配信中
『映画 THE3名様Ω～これってフツーに事件じゃね！？～』
8月30日（金）より、新宿バルト9ほか全国公開
出演：佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史 ほか