#1 藤原紀香「小さなことも大きな幸せになるサザエさん一家は本当にスゴい！」舞台『サザエさん』合同取材会レポート

フグ田マスオ役の葛山信吾さんは「個性的な新メンバーにパワーをいただきながら稽古をしてきました。皆さん、違いがあって大変面白いので、どの組み合わせも観ていただけるとありがたい」とWキャストとなるカツオ、ワカメ、タラオをPR。

磯野カツオを演じる草川直弥（ONE N’ ONLY）さんは「稽古に行くのが毎日楽しみで、本当に家族になったような和気あいあいの現場でとても楽しくやらせていただいています。観に来てくださる方に家族の大切さを感じていただけたら何よりも嬉しいです」と挨拶。

同じく磯野カツオ役の元・lolメンバー、佐藤友祐さんは「最近は親戚や友達から自分の名前ではなく『カツオ』と呼ばれることが多くて、ありがたい限りです。こうやって衣装を身につけ、メイクをするとサザエさんファミリーに入ったんだなという気持ちがどんどん増してきます」とトレードマークの“K”の文字が入った衣装でニッコリ。

ワカメ役の平尾帆夏（日向坂46）さんは「このワカメ役は、同じ坂道グループや48グループの先輩から受け継いだ役。緊張から始まった稽古でしたが、共演の皆様の『もうファミリーだから』という言葉に救われ、学びの多い稽古期間でした」と感激。

フグ田タラオ役の藤代翔真（wink first／TRAINEE）さんは「この『サザエさん』が僕は初舞台で演技も初めてなので緊張しているんですけど、皆様が励ましてくださって楽しい毎日が過ごせています。すごく緊張していますが、温かい目で見てください」と初々しく挨拶。

同じく、フグ田タラオ役の松﨑光（wink first／TRAINEE）さんは「初舞台で緊張することもたくさんありましたが、スタッフさんや共演の皆さんにサポートしてもらって、ここまで来ることができました」と緊張感たっぷりにコメント。

タマ役の酒井敏也さんは「田村孝裕さんの演出が的確で論理的で、田村さんと初タッグのカツオくん、ワカメちゃん、タラちゃんは勉強になったと思います。僕も本当に勉強になったので、爪跡をくっきり残したい」と役柄にちなんでアピール。

磯野フネ役の高橋惠子さんは、「この割烹着を着て料理をしたり、子どもたちの心配をしたり、波平さんの爆弾にも耐えながら、それを喜ぶくらいのゆとりをもってフネさんを演じさせていただけることがとても嬉しい」と“日本の母”を演じる喜びを。

磯野波平役の松平健さんは、「子どもたちが成長して、家族と別れることになるかもしれないという、笑ったり、悲しんだりの人間模様が描かれますが、舞台版をご覧になったことのないお客様にも楽しんでいただける内容になっていると思う」と見どころを紹介しました。


＜藤原紀香 初演組と再演組の距離を近づける秘策は“マツケンボールペン”＞

新キャストが加わったことで、藤原さんは再演組と初演組の距離を近づけるべく、あるプレゼントを贈ったという前情報が。

平尾さんは「紀香さんが松平健さんのボールペンを私たちにくださって、それを毎日お守り代わりに持ってきています」と報告し、これに藤原さんは「初演組の子たちが健さんの前で緊張して話せないかなと思い、コミュニケーションの一つになったらと、通販でボールペンを購入しました」と告白。

松平さんはこのことをまったく知らなかったそうで、「ありがとうございます」と照れくさそうにお礼を述べました。

また、“サザエさんファミリーは、小さなことが大きな幸せになる”という藤原さんの発言にちなみ、報道陣から「最近、幸せを感じたことを教えて」とリクエストが。

草川さんは「僕は普段、歌って踊っているので、明治座のステージに立つこと自体、想定外でしたが、この舞台が決まっておばあちゃんが喜んでくれたことが幸せ」と嬉しそうに報告。

佐藤さんは「紀香さんが毎日のように美味しい差し入れをしてくださって、本当に幸せ。ワカメも駄菓子を大量に差し入れてくれて、ちょっと太りました（笑）」と照れ笑い。

藤代さんは「学校の友だちから『タラちゃんをやるんでしょ』など話しかけられたり、観劇に来てくれる友だちもいたりして、スゴい舞台に立つんだと実感しています」と感激。

松﨑さんは「ここにいることも嬉しいですし、毎朝、起きて、ごはんを食べて、稽古場に向かうことが幸せ」と紹介。

平尾さんは「グループ活動とこの舞台の稽古を並行していたのですが、稽古に向かう私にメンバーがエールを送ってくれて、逆に稽古場からライブのリハーサルに向かうときは共演の皆さんがパワーをくださって、とても幸せでした」とそれぞれの幸せを明かしました。