アリヴァベーネ「メルセデスの独走に終止符を」

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フェラーリ代表のマウリツィオ・アリヴァベーネは、2016年シーズンにフェラーリがメルセデスの独走を止めることができると考えている。

フェラーリはV6パワーユニットが導入された当初、苦戦を強いられ、2014年は表彰台を2回獲得するのが精一杯だったが、ウインターシーズンに挽回し、今年はメルセデスの最大のライバルとして存在感を示した。

セバスチャン・ヴェッテルは3勝を挙げ、チームメイトのキミ・ライコネンとともに表彰台を13回獲得し、コンストラクターズチャンピオンシップではメルセデスに275ポイント差をつけられたものの2位となった。

「1年の初めに目標を掲げなければならないが、それはもちろんメルセデスの前に出ることだ」とアリヴァベーネは来年のフェラーリのタイトル獲得の可能性について語った。

「それが目標であり目的だ。そして、ベストを尽くす努力をする」

「目標を達成しないこともあるが、その目標を達成するために、このチームとともにいつもの謙虚さを持って地に足をつけて努力するつもりだ」

アリヴァベーネは、2015年シーズン中のフェラーリの進歩を讃えているが、メルセデスとの差を縮めるためにはあらゆる部分で改善しなければならないと述べている。

「クルマの全ての部分で努力が必要だ。エンジン、シャシー、空力でも進歩が必要だ」

「我々にとってエンジンは非常に重要であり、今年は大幅な進歩を遂げたが、シャシーと空力部門の人たちも寝ていたわけではない」

「完璧な状況にしちのなら、全ての部分で努力が必要だが、最も重要なことは全員が協力することだ」(情報提供:GP Update)

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