ボタス、2016年シーズンでの優勝に期待

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ヴァルテッリ・ボタスは、2年連続でコンストラクターズチャンピオンシップを3位で終えたウィリアムズが2016年に進歩することを期待しており、F1キャリアにおける自身初優勝をねらっている。

ウィリアムズは2014年シーズンに表彰台を9回獲得し、そのうちの6回がボタスによるものだった。しかし、2015年シーズンは4回にとどまり、獲得ポイント数も320から257に減少した。

ボタスは、ウィリアムズがプレシーズン中にメルセデスやフェラーリとの差を縮めること、チームにとって2012年シーズン以来となる優勝を争うことを願っている。

「近づけなかったのは確かだ。同じだったかもしれない」と、ボタスはウィリアムズの後退について述べた。

「それでも(3位は)素晴らしい結果だ。ビッグチームに挑戦できることを誇りに思う。でも、僕を含めてウィリアムズの全員が、差を縮めて優勝争いをしたいと願っているのは明らかだ」

「この冬は僕たち次第だ。ハードプッシュして、例えばピットストップなどの問題を改善できるかどうかだね。状況をもっとよくする必要があるから、そのために全力で働いている」

シーズンが進むにつれて、ウィリアムズはメルセデスやフェラーリに差をつけられたが、その原因についてボタスは、チームが2016年に焦点を切り替えたためだと説明している。

「そうなってしまったことは嬉しいことではないけれど、それには理由がある」

「当初の予定よりも早く来年のクルマに焦点を合わせた。今年はメルセデスにまったく挑戦できないと思ったからね」

「それが差が少し広がったことの理由かもしれない」(情報提供:GP Update)

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