バトン「F1での将来を考えた」

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ジェンソン・バトンは、マクラーレン・ホンダが苦戦を強いられ、後方での戦いを余儀なくされた2015年シーズン中にF1での今後について真剣に考えたことを認めている。

2014年シーズン末、マクラーレンがバトンとケビン・マグヌッセンのどちらをレースドライバーに起用するかを決めかねていた際、バトンのF1キャリアは今後の見通しが立たない状況に陥った。しかし最終的にチームがバトンを選んだことで彼は今年もレースを続けることができた。

バトンの今後は2015年シーズン中も話題の1つとなったが、バトンは来年もチームに残ることを選択した。

「昨年はレースをするかどうかわからなかったし、自分が選べることではなかった」とバトンはスカイスポーツに語った。

「今年は完全に自分が選んだけれど、『これ以上これをしたいのか、この場所にいたいのかわからない』と思うことがあった」

「もちろん、来年もこのポジションだったら楽しめないだろうね」

「エンジニアや空力担当者と多くの時間を過ごし、来年について決めようとしていた2カ月間、マクラーレンで過ごしたすべての時間以上に、ロン(デニス)と話をした」

「来年に向けていろいろな意見を出し合い、空力担当者やエンジニアと話をして本当の方向性と進もうとしている場所についての理解を得た。そしてホンダとも同様のことを行なった」

「それによってワクワクしたんだ。近い将来に大幅に改善できるとわかっているから、来年に向けてやる気がでた。僕たちにはそれが必要なんだ」(情報提供:GP Update)

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