4年にわたるレッドブルとの提携に終止符を打ったダ・コスタ(GP Update)
ダ・コスタ、レッドブルと提携終了
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DTMドライバーのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタは、4年にわたるレッドブルとの提携に終止符を打ったことを発表した。
ダ・コスタは2012年にレッドブルのジュニアプログラムに加入し、フォーミュラ・ルノー3.5で4位、GP3シリーズで3位、マカオGPで優勝を飾った。2013年もフォーミュラ・ルノーに参戦し、ケビン・マグヌッセンとストッフェル・ファンドーネに続く3位を獲得。2014年はF1昇格が期待されたが、GP3チャンピオンのダニール・クビアトにトロロッソのレースシートを奪われた。
ダ・コスタは、2012年と2013年を通してレッドブルでテスト兼リザーブドライバーを務め、シミュレーター作業やテスト、デモンストレーション走行を担当しながらF1参戦の機会を待ち続けた。
2015年シーズンはBMWからDTMに参戦し、11位でシーズンを終えた。また、アグリからフォーミュラEにも参戦している。
「泣きはしないよ。もう終わったことだし、これまでの出来事に本当に満足しているからね」とダ・コスタはソーシャルメディアで述べた。
「F1ワールドチャンピオンチームで素晴らしい4年間を過ごし、キャリアのこのステージに別れを告げる時が来た。今はBMWとフォーミュラEに完全に集中しているんだ!」
「ワールドチャンピオンシップを制したすべてのクルマをドライブしたけれど、(レッドブル・モータースポーツ・コンサルタントの)ヘルムート・マルコの支援なしでは決してできなかったことだと思う」(情報提供:GP Update)