ロッシ、アメリカでのF1人気に励み

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アレクサンダー・ロッシは、母国のアメリカでF1人気が上がっていることに励まされたと述べているが、メジャースポーツの仲間入りを果たすには長い時間がかかると考えている。

アメリカはF1における重要な市場として以前から注目されていた。これに加え、サーキット・オブ・ジ・アメリカズの完成によりアメリカGPが2012年に再びカレンダーに加わったことや、ロッシが2015年にマノーからF1に5戦参戦したことがアメリカでのF1人気をさらに押し上げている。

ロッシは、今年のグランプリで悪天候にもかかわらずファンがサーキットに詰めかけたことが、アメリカでF1が盛り上がっていることを示していると述べている。

アメリカでのF1人気について、ロッシは「間違いなく成長している」とGPUpdate.netに語った。

「ゆっくりな成長だけど、興味は高まっているし、熱狂的なファンも増えている。F1ファンは信念を変えないファンだと思う」

「オースティンで本当にひどい天候で立っていた人たちのことを考えてみて。クルマが走っていないのにずぶ濡れの状況で3日間もそこに立っていたという事実は、ファンがこのスポーツに非常に貢献していることを示している」

またロッシは、アメリカのチームであるハースのF1参戦がさらにこのスポーツへの認識を高めると考えている。

「来年、ハースが参戦することはアメリカのファンにとって重要なことになると思う。フルタイムのレースシートを獲得できることを期待しているよ。F1は成長し続けるだろうけれど、NASCARやその他のボールスポーツのような支持を得るには非常に長い道のりと長い過程が待っている」

「でも、明らかに成長しているし、減退するよりはいいことだと思うよ」(情報提供:GP Update)

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