リチャルド、2017年に向けたオプションはオープン

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ダニエル・リチャルドは、レッドブルとの契約が満了した後もチームに残るか他チームへ移籍するかまだ考えておらず、チームの上位復帰を支援することに集中していると述べている。

2014年にトロロッソからレッドブルに昇格したリチャルドは、トップチームでの1年目に3勝を挙げたが、今シーズンはエンジンサプライヤーのルノーの不調により表彰台を2回獲得するのが精一杯だった。リチャルドとレッドブルの契約は2016年末で満了する。

26歳のリチャルドは、将来を決断する前に来シーズン序盤のレッドブルの状態を評価すると述べている。

リチャルドは『フォックススポーツ・オーストラリア』に対し「臨機応変に行動しないといけないことだね」
「2017年には様々なルール変更があるし、アロンソ的なことは避けたい。船に飛び乗り、その後、船を降りたけれど、その船が自分が乗りたかった船になった、なんてことにはね」

「理想世界ではレッドブルに残るつもりだし、再び支配力を持ちたい。でも、(F1での将来は)シーズン終盤に決まるだろう」と述べた。

2016年シーズンについて、リチャルドはタグ・ホイヤーブランドのルノーエンジンを使用するレッドブルが優勝を争うことはないと考えている。

「優勝争いができると考えるのは非現実的だと思う。正直なところ、メルセデスが再び優位になると思うからね」

「僕たちは少し後退しているから、それを変える必要がある。僕たちならできると思う。チームには十分な力があるからね。多少進歩するだろうけど、それがどれくらいになるかわからない」(情報提供:GP Update)

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