最優秀監督賞にレンジャーズのJ.バニスター監督らが選出

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メジャーリーグ機構は17日、2015年の最優秀監督賞の受賞者を発表。ア・リーグからテキサス・レンジャーズのジェフ・バニスター監督、ナ・リーグからシカゴ・カブスのジョー・マッドン監督が選出された。

昨季はア・リーグ西地区最下位に終わったレンジャーズだが、メジャーのチームを率いた経験のないバニスター監督を迎えて臨んだ今季は、エースのダルビッシュ有投手をトミー・ジョン手術で欠く中、88勝74敗を記録。見事、4年ぶりとなる地区優勝を成し遂げた。

監督1年目での選出は、ハル・ラニアー(1986年、アストロズ)、ダスティ・ベイカー(1993年、ジャイアンツ)、ジョー・ジラルディ(2006年、マーリンズ)、マット・ウィリアムズ監督(2014年、ナショナルズ)に続き、史上5人目。バニスター監督は、「1年目で受賞できたというのは、非常に光栄なこと」と喜びを語っている。

一方、マッドン監督は、タンパベイ・レイズ時代の2008年、2011年にも同賞を受賞。就任1年目にしてカブスを7年ぶりのポストシーズン進出に導いた指揮官は、「場所が変わろうと、自分の信じる通りに仕事をすればいい。私は何も変えていない、今まで通りのやり方で取り組んだ」とコメントした。(STATS-AP)

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