今季ヤンキースの守護神を務めたA.ミラー。(Getty Images)
ヤンキース、宿敵に触発!? “キンブレル級”のトレード模索
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ニューヨーク・ヤンキースが18日、守護神アンドルー・ミラー投手のトレードを模索していることが明らかとなった。米ニュースサイト『NJ.com』など複数のメディアが報じている。
同サイトが、米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』の第一報として伝えたところによると、ヤンキースは今季の最優秀救援投手賞に輝いたミラーの放出を検討しており、見返りとしてメジャーデビュー間近の若手先発投手、数名を要求するつもりだという。
ヤンキースの宿命のライバル、ボストン・レッドソックスも先日、有望株4選手との交換でサンディエゴ・パドレスからクレイグ・キンブレル投手を獲得しており、これと同様のトレードを希望しているようだ。また、『NJ.com』はその背景として、ヤンキースは絶対的エースが不在であること、先発投手全員が今季は故障者入りしていることを挙げている。
さらに、同サイトは、ヤンキースがアロルディス・チャプマン投手(レッズ)級のクローザーを補強しない限りは、デリン・ベタンセス投手が抑えに昇格するだろうとしている。
30歳のミラーは、今季初めてチームのクローザーを務め、60試合の登板で36セーブ(3勝2敗)、防御率2.04をマークした。