【第13週プレビュー】ライオンズ、失速中パッカーズ相手に4連勝なるか

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第13週のサーズデーナイトフットボールは、グリーンベイ・パッカーズ対デトロイト・ライオンズのNFC北地区決戦。ここまでパッカーズは7勝4敗、ライオンズは4勝7敗であるが、パッカーズはここ5試合で4敗、ライオンズは3連勝中と対照的な状況であり、ライオンズ優位との見方も少なくない。また、第10週の今季初対決ではライオンズが18対16と競り勝っている。

ホームのライオンズは、第12週でフィラデルフィア・イーグルスに45対14で快勝。クォーターバック(QB)マシュー・スタッフォードが5TDパスを投げるなど、攻撃陣が今季ベストのパフォーマンスを披露した。そしてこの3連勝中、全戦で16失点以下と堅実なディフェンスが光っており、特にラン守備で3試合連続68ヤード以下に抑えている。今の調子を維持し、ここでパッカーズ撃破となれば奇跡のプレイオフ出場も見えてくる。

前週のパッカーズは、シカゴ・ベアーズに13対17で敗戦。この試合、獲得ヤードでは365対290と大きく上回っており、第10週のライオンズ戦(372対287)に続き、内容では押していながら拙い試合運びで競り負けてしまったのは大きな懸念材料だ。また、開幕6連勝中は1試合平均27.3得点だったのに対し、ここ5試合では19.6得点に終わっているように、オフェンス陣の爆発力不足が失速の大きな要因となっている。特にQBアーロン・ロジャースはここ5試合の内、4試合でレーティング90以下に終わっており、司令塔の大暴れで悪い流れを断ち切りたい。

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