ワールドカップ男子大会 ポーランド戦後の主なコメント

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●南部正司監督

相手は世界一(昨年の世界選手権優勝)のポーランドということで、試合前には、なんとか今シーズンやってきたことを思い切り出そう、何があっても攻め続けよう、ということを言って、選手たちはそれについては最後までやってくれた。ジャンプサーブに関しては非常によかったが、差を分けたのはジャンプフローターサーブ。日本のフローターに対して、ポーランドのレセプション(サーブレシーブ)の返球率がよく、逆に日本の返球率はよくなかった。そのせいで徐々に真ん中の攻撃が使えなくなり、最終的に米山を入れることにした。1、2セット目のようにジャンプサーブ陣があれだけゲームを引っ張ってくれれば、トップレベルが相手でも戦えるが、ジャンプフローター陣も磨かなければいけないと感じた。

●柳田将洋

序盤の走り出しが昨日よりうまくできて、それによって1セット目も奪うことができたし、それ以降のセットも接戦にできたんですが、つなぎやディフェンスのところで少しうまくいかなかったところがあったので、そこを修正して明日に臨みたい。サーブに関しては、正直、代々木に入ってから調子がよく、手応えは結構感じています。明日のロシア戦が最後になりますが、来年の招集につながるようなバレーをして、リオデジャネイロ五輪最終予選につなげられるような結果を出していきたいと思います。

●石川祐希

接戦に持ち込めたことはすごくいいことだけど、そこで勝ちきれなかった。特に2セット目は、自分としてはレセプションが乱れてしまったので、そこを反省するべきだと思いますし、3、4セット目は序盤から相手にリードされる展開が続いてしまったので、1、2セット目だけじゃなく3、4セット目も持たせないといけないと思った。でも、このワールドカップの最初の頃は、アメリカ戦など、3、4セット目はころっと負けるような試合でしたが、ちょっとずつよくなって、今日は粘りも見えたので、やっぱり世界との差は経験かなと思う。どれだけ経験して、強い相手に向かっていくかが大事。明日のロシア戦は最後なので、思い切り楽しんで、自分たちがやってきたことをすべて出せればいいかなと思います。

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