黒田にダルビッシュの名前も! 米サイト、オフ後半の成功補強ベスト10を発表

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今オフのフリーエージェント(FA)市場で、大きな注目を集めていたザック・グリンキー投手はアリゾナ・ダイヤモンドバックス、デービッド・プライス投手はボストン・レッドソックスと契約を結ぶなど、目玉選手の去就が続々と決まっている。

しかし、今季ア・リーグの本塁打王に輝いたクリス・デービス一塁手や、大砲ヨエニス・セスペデス外野手など移籍先の決定していない大物は、まだまだ多い。そんな中、米スポーツ専門ウェブサイト『スポーツ・オン・アース』は29日、ここ最近5年間のオフシーズンの後半に行われ、成功した補強ベスト10を独自の視点で選んだ。

その中には、2012年の1月26日にニューヨーク・ヤンキースと1年1000万ドル(約12億円)で契約を結んだ黒田博樹投手(現広島東洋カープ)の名前も挙がっている。前年までにロサンゼルス・ドジャースで4年間プレーした黒田は、37歳で迎えた2012年シーズンに、16勝11敗、防御率3.32の好成績を残し、チームをア・リーグ東地区制覇に導く活躍を見せた。

また、2012年の1月18日に6年6000万ドル(約72億3000万円)でテキサス・レンジャーズ入りしたダルビッシュ有投手も成功例の一つとしている。今季は開幕前に受けたトミー・ジョン手術の影響で全休となったが、2013年のサイ・ヤング賞の投票で2位につけるなど、これまでのメジャー3年間で39勝25敗、防御率3.27、680奪三振と素晴らしい数字をマークしている。

他には、2011年の1月5日にレンジャーズとエイドリアン・ベルトレ三塁手が結んだ6年9600万ドル(約115億7000万円)の契約や、2012年の1月10日にボルティモア・オリオールズとチェン・ウェイン投手との間で成立した3年1100万ドル(約13億2000万円)契約も、成功例として登場した。

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