値千金のプレーでブルズを勝利に導いたJ.バトラー。(Getty Images)
J.バトラーが決勝点! ブルズ、延長戦でペイサーズ下す
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シカゴ・ブルズは現地30日、ホームでインディアナ・ペイサーズと対戦し、オーバータイムの末、102対100で勝利。デリック・ローズが右ハムストリング負傷で欠場したが、ジミー・バトラーが残り1.2秒に決勝点となるアリウープを決め、ここ4戦で3勝目を挙げた。
ブルズは、オーバータイム残り58.7秒にアーロン・ブルックスがフローターショットを成功させ、100対95とリードを広げる。しかし、そのブルックスのターンオーバーからモンテ・エリスにスリーポイントシュートを許し、残り3.7秒でペイサーズに100対100の同点とされた。
しかし、ブルズのラストプレーで、バトラーがパウ・ガソルからのロブパスを受け、勝ち越しのアリウープに成功。バトラーはさらに、ペイサーズ最後の攻撃で、ポール・ジョージのアリウープをブロックし、貴重なリードを守り切った。バトラーは試合後、決勝点となったシュートについて「パウの手柄だ」と語り、ガソルの絶妙なアシストをたたえた。
バトラーは28得点をマーク。ブルックスが29得点、ガソルが13得点、11リバウンドの活躍を見せ、ベンチ陣も合計52得点で貢献した。また、守備ではペイサーズのフィールドゴール(FG)成功率を38.1%に封じている。
一方のペイサーズは、ジョージ・ヒルが20得点、ポール・ジョージが19得点を記録。ペイサーズも主力が離脱し、この日はCJ・マイルズ(腰痛)とジョーダン・ヒル(歯の治療)が欠場した。(SATATS-AP)