【第14週プレビュー】SNFはブレイディVSワット、空中戦に注目

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現地13日に行われる第14週のサンデーナイトフットボール(SNF)は10勝2敗のニューイングランド・ペイトリオッツと、6勝6敗ヒューストン・テキサンズの一戦となる。この試合、ペイトリオッツは勝つと他チームの結果に関係なく7シーズン連続のプレイオフ進出が決まる。

ペイトリオッツは第13週でフィラデルフィア・イーグルスに28対35で敗れ痛恨の連敗。AFCプレイオフシード争いでは、シンシナティ・ベンガルズ、デンバー・ブロンコスに続く3位に後退してしまっており、スーパーボウル連覇に向けて今週は踏ん張りところだ。イーグルス戦ではパントブロックからのファンブルリカバー、パントリターンとキッキングゲームで2つのTDを献上。さらにクォーターバック(QB)トム・ブレイディがリターンTDを含む今季初となる1試合複数インターセプトを献上と、試合巧者らしからぬ大きなミスが続いてしまった。また、相次ぐレシーバー陣の故障の影響か、ブレイディはここ3試合連続でパス成功率が55%以下に終わっており、まずは空中戦の整備が立て直しへの第一歩となる。

テキサンズは前週、バッファロー・ビルズに21対30で敗退し連勝が4でストップ。連勝中、3試合で6失点に抑えていた守備陣がランだけで計187ヤード喪失と崩れたのが痛かった。ただ、ペイトリオッツの攻撃はパス主体で、テキサンズのパス守備はリーグ3位と強力だ。現在リーグ1位となる13.5サックを記録しているディフェンスエンド(DE)J.J.・ワット、過去7試合で6.5サックのラインバッカー(LB)ホイットニー・マーシラスを中心とした自慢のパスラッシュで、ブレイディにプレッシャーをかけ続けることが勝利に不可欠だ。ビル・オブライエンHCは、かつてペイトリオッツで攻撃コーディネーターを務めており、古巣撃破でプレイオフ戦線に踏みとどまりたい。

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