約5分間で3TD連取、ベンガルズが5年連続プレイオフ出場決定

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現地20日、シンシナティ・ベンガルズが敵地でサンフランシスコ・49ersと対戦。計4ターンオーバーを奪取した守備陣の活躍で24対14の勝利を収め、5年連続のプレイオフ出場を決めた。

第1Qをともに無得点で終えた後、第2Q中盤にベンガルズはファンブルリカバーのターンオーバー奪取で、敵陣11ヤードから攻撃開始。ランニングバック(RB)ジェレミー・ヒルの1ヤードTDランで先制する。さらにベンガルズは再びヒルが1ヤードTDランを挙げると、続けてインターセプト奪取で得たチャンスにクォーターバック(QB)A.J.・マキャロンからタイトエンド(TE)タイラー・クロフトへの20ヤードTDパスが成功。約5分間で3TDを挙げ、21対0と大きくリードして試合を折り返す。

ベンガルズ優勢の流れは後半も続き、第3Q中盤にFGで追加点。49ersも意地を見せて2TDを返すが、前半の大量リードに守れらたベンガルズが余裕の展開で逃げ切った。

ベンガルズは、エースQBアンディ・ダルトンの負傷でキャリア初先発となったQBマキャロンがパス21回中15回成功、192ヤード、1TDと堅実なプレイを披露。守備陣がディフェンスタックル(DT)ジーノ・アトキンスの2サックなど激しいパスラッシュから3INTを奪うなど、ビッグプレイ連発でマキャロンを援護した。

4勝10敗となった49ersは、QBブレイン・ギャバートがパス50回中30回成功、295ヤード、1TDも3INT。WRアンクワン・ボールディンはレシーブ8回74ヤード、1TDも1ファンブルロスト。守備陣は計242ヤード喪失と健闘したが、攻撃陣のターンオーバーの多さが敗因となった。

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