シーホークスがブラウンズ一蹴、4年連続のプレイオフ進出決定

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現地20日、シアトル・シーホークスは本拠地でクリーブランド・ブラウンズと対戦。絶好調のクォーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンがこの日も3TDパスを記録するなど攻撃をけん引し、30対13で快勝した。シーホークスは5連勝で9勝5敗とし、プレイオフ出場権を確保。ブラウンズは11敗目(3勝)を喫した。

オープニングドライブでブラウンズに先制TDを許したシーホークスだが、すぐさまウィルソンがワイドレシーバー(WR)ダグ・ボールドウィンに3ヤードTDパスを決めて試合を振り出しに戻す。第2Qに入った次の攻撃でも両雄の間で6ヤードTDパスが通り勝ち越し。直後にFGで詰め寄られるが、前半終了までに2FGをお返しして10点差とした。

第3Qのシーホークスは無得点も、第4Qに持ち越した攻撃をウィルソンからWRタイラー・ロケットへの27ヤードTDパスにつなげてリード拡大。その後、1FGを決め合って迎えた試合残り2分余りには、ディフェンスバック(DB)マーカス・バーリーがインターセプトでブラウンズの反撃を断った。

シーホークスはQBウィルソンがパス30回中21回成功、249ヤード、3TD、ラン5回46ヤードの活躍。WRボールドウィンはレシーブ4回45ヤードで2TDを記録したほか、WRジャーメイン・カースがチームトップのレシーブ7回110ヤードで勝利に貢献している。また、故障者が相次いでいる地上戦では、ランニングバック(RB)クリスティン・マイケルがラン16回84ヤードをマークして収穫をもたらしている。

ブラウンズはQBジョニー・マンジールがパス32回中19回成功、161ヤード、1TD、1INT。シーホークスの堅守の前に攻撃陣が合計230ヤード獲得と封じられ、先制TD後は攻め手を欠いた。

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