パッカーズがプレイオフ進出決定、守備陣の活躍でレイダース下す

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現地20日、グリーンベイ・パッカーズが敵地でオークランド・レイダースと対戦。守備陣の要所での活躍によって30対20と勝利し、今季10勝目(4敗)でプレイオフ進出を決めた。

第1Q、パッカーズはインターセプト奪取で敵陣深くで攻撃開始のチャンスを得ると、フルバック(FB)ジョン・クーンの5ヤードTDランで先制。さらに次のシリーズでコーナーバック(CB)ダマリアス・ランダールが43ヤードINTリターンTDを挙げると、第2Qにレイダースの反撃を受けるも14対13とリードして前半を終える。

パッカーズは第3Q序盤にFGを決めるも、直後にTDを返されて17対20と逆転されてしまう。だがここからクォーターバック(QB)アーロン・ロジャースがワイドレシーバー(WR)ジェイムス・ジョーンズに30ヤードTDパスを通してすぐに勝ち越し。さらに第4Qに2FGを追加すると、あとは粘りのディフェンスで反撃を許さずに逃げ切った。

3連勝のパッカーズは、QBロジャースがパス39回中22回成功、204ヤード、1TD、1INT。WRジョーンズがレシーブ6回82ヤード、1TDという成績で攻撃陣は平凡な内容だったが、守備陣が第1Qの連続インターセプト奪取や、相手の第4ダウンギャンブルを4回中1回のみの成功に抑えるなど、ここ一番で強さを見せて勝利の原動力となった。

6勝8敗と後退したレイダースは、QBデレック・カーがパス47回中23回成功、276ヤード、2TD、2INTにラン4回42ヤード。ランニングバック(RB)ラタビアス・マレーがラン21回78ヤード、WRアマリ・クーパーがレシーブ6回120ヤード、2TDを記録。獲得ヤードでは372対293と大きく上回るも、番狂わせを起こすことはできなかった。

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