病気が懸念のベンガルズDTアトキンス、ブロンコス戦は出場へ

拡大写真を表示

シンシナティ・ベンガルズのディフェンスタックル(DT)ジーノ・アトキンスが現地28日のデンバー・ブロンコス戦に出場する見込みであることが分かった。アトキンスは持病のため、出場を回避するのではないかとの疑問が浮上していた。

27歳のアトキンスは、遺伝性の病気で赤血球に影響を及ぼす鎌状赤血球形質を持っており、脱水症状や呼吸困難に陥る可能性がある。試合が行われるブロンコスの本拠地は標高が高い場所にあり、症状の悪化が懸念されていた。

しかしアトキンスは2011年にブロンコスの本拠地でプレイした経験があり、そのときは症状が見られなかったことから今回も出場可能と判断されたもよう。

地元紙『シンシナティ・エンクワイアラー』によるとマービン・ルイスHCは、「ジーノに前回の時のことを覚えているか確認した」と説明。「彼は『覚えているよ。15回連続でプレイに参加させられた』と言っていたよ。あれは彼にとって2度目の先発試合だった。我々は注意深く見守っていた。今回の試合でもそうなる」

なお、ベンガルズはブロンコスに勝利するとAFC北地区優勝ならびにプレイオフ1回戦免除が確定する。

  • © Fuji Television Network, inc. All rights reserved.