QB相次ぎ負傷のコルツ、フリーマンらを緊急補強

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クォーターバック(QB)に故障者が相次いだインディアナポリス・コルツは現地29日、ジョシュ・フリーマンとライアン・リンドリーの両QBを緊急補強した。

コルツはエースQBアンドリュー・ラックが腎臓損傷で戦列を離れており、今季はもうプレイしない見込み。ラック不在の間に先発を務めたベテランQBマット・ハッセルベックは27日の試合で腕などを負傷してシーズン最終戦の出場は難しく、控えのチャーリー・ホワイトハーストも足のケガで故障者リスト入りしてしまった。そのためロースターにはNFLでスナップ経験がないスティーブン・モリスしか残っていない状態だった。

27歳のフリーマンは元ドラフト1巡指名で、タンパベイ・バッカニアーズにて先発経験が豊富。しかし2013年途中に移籍先のミネソタ・バイキングスで1試合出場したのを最後にNFLのゲームから遠ざかっている。26歳のリンドリーはアリゾナ・カーディナルスでの3年間で6試合に先発。今季はニューイングランド・ペイトリオッツなどに在籍したが出場はしていない。

ちなみにコルツにはプレイオフ進出の可能性がわずかに残されているが、そのためにはさまざまな条件を全てクリアせねばならず、『ESPN』によると達成の確率は0.03%だという。

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