イラン戦に敗れた日本のキャプテン清水。(Getty Images)
イランに惜敗し連勝ストップ 6勝目ならず
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18日、FIVBワールドカップバレー2015男子大会は大阪市中央体育館(大阪府大阪市)などで第8日が行われ、今大会で2位以内に入りリオ五輪切符獲得を目指す世界ランキング20位の日本男子代表は、同11位のイランに3−2(25−22、25−23、18−25、21−25、12−15)でフルセットの末に勝利した。連勝が止まった日本は、5勝3敗の勝ち点15で、6位のまま。首位アメリカ、2位ポーランドがそれぞれ開幕からの連勝を8に伸ばして順位をキープしている。
日本は、17日のベネズエラ戦の先発メンバーからNEXT4の山内 晶大を出耒田 敬に、米山 裕太をNEXT4の柳田 将洋に代えて臨んだ。第1セットは4−5の劣勢から柳田、石川 祐希の連続スパイクで逆転に成功。そこから常にリードを奪う展開で進めると、石川が効果的にスパイクを決め、第1セットを25−22で先取した。
第2セットは、序盤から柳田がスパイク、ブロックと奮闘し6−3とリードするも、そこから相手のサーブでレセプションを崩され5連続失点。日本は逆転されてしまう。しかし、7−8から柳田の連続サービスエースで逆転に成功。その後はひっくり返されるも同点に追いつく粘りを見せ、22−23から連続ポイントで再逆転すると最後は出耒田 敬のサービスエースでこのセットも奪い、2セット連取した。
第3セットは、イランのブロックとサーブに苦しみ、18−25で落とした日本。第4セットも序盤からリードを許す厳しい展開となり、最大7点差を2点差まで詰め寄る粘りを見せるも21−25でこのセットも落とした。
勝負の最終セットは、一進一退の白熱した展開となった。日本は、6−6から4連続失点して苦しい展開となると、そのまま差を詰められずフルセットの末に敗れた。
日本の次戦は、場所を東京に移して21日に行われる。対戦相手は、世界ランキング7位のアルゼンチン。