ベネズエラ戦で活躍した石川。(Getty Images)
ワールドカップ男子大会 ベネズエラ戦後の主なコメント
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●南部正司監督
今日は相手のライト攻撃に対するディフェンスができていなかった。特にサイドブロッカーの基準の取り方や、手の出し方が課題。相手のライト攻撃というのは、どこのチームもオポジットが打ってくるところなので、ブロックとフロアディフェンスがしっかりしていないと、強豪になればなるほどやはりそこから攻められるので、しっかりと修正していきたい。それに加えて今日はサーブミスも非常に多かった。ただ、デュースの競り合いの末、1、2セットを取れたのは、選手たちがそういう状況の中でもある程度安定したプレーが出せたからかなと思う。
●鈴木寛史
たくさんの人が興味を持ってくれて、大歓声の中でできているのはすごくありがたいなと思います。大歓声の中でも、自分自身、それをプレッシャーに感じることなく、伸び伸びとプレーできている。自信とか開き直りといったものが昔より増した分、今、いいプレーができているのかなと思う。ここまで到達するのに時間がかかってしまいましたけど、体が動くうちに来られてよかった。
1セット目は相手の10番(ピニェルア)が当たっていたので、勝負どころは10番にトスが上がると思っていた。(第1セットの最後は)いいタイミングでうまく止められてよかったです。
●石川祐希
すごく長い試合になった。ベネズエラは(世界ランキングでは唯一日本より下のチームだが)アルゼンチンやポーランドからもセットを取っているし、昨日対戦したチュニジアよりも実力はすごくあると思うので、昨日より意識を高く、すごく気を張って臨んだ。自分自身はサーブもレシーブもダメだったけれど先輩たちに助けられた。明日からの相手は強豪ばかりなので、気を引き締めて、もう一回修正していきたいと思います。今日はサーブがとても悪かったので、明日のイラン戦はサーブだけ修正して臨みたい。レセプションに関しては、悪いところもありますが、いいところをどんどん出していければと思います。