不慣れなポジションでも奮闘したケルンFW大迫(Getty Images)
ケルンFW大迫は「貢献度は高いが数字伸ばせず」 ブンデス公式が後半戦のゴールに期待
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ドイツ・ブンデスリーガは28日、公式HP(日本語版)でケルンの今季前半戦を振り返った。FW大迫勇也については、複数のポジションでの貢献を評価しつつも、数字を伸ばすことができなかったとしている。
前半戦を6勝6分5敗、勝ち点24の9位で終えたケルン。ブンデス公式HPではここまでの戦いぶりについて、「昨季に比べて攻撃的な試合運びをすることが多くなったが、リーグワースト5位の18得点は改善の余地あり」と評価。一方でリーグ4位の21失点に抑えた守備陣は「非常に安定している」とした。
大迫はシュトゥットガルトとの開幕戦で途中出場からいきなり今季初ゴールを記録するも、同試合でひざを傷めてその後2試合を欠場。復帰後はツートップの下がり目の位置や、右サイドなど不慣れなポジションでも奮闘したが、得点は開幕戦の1点のみにとどまっている。
同選手については「チームへの貢献度は高かったが、自らの得点やアシストの数字を伸ばすことばできなかった」とし、チームの得点がFWアンソニー・モデスト(7ゴール)とFWシモン・ツォラー(4ゴール)に偏っていることからも、「後半戦はゴールに期待が集まる」と大迫の得点に期待を寄せている。