バルサでの公式戦500試合出場を達成したFWメッシ(Getty Images)
“3強”が揃って勝利で15年締め括り バルサはメッシが500試合出場に自ら華を添える/リーガ
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リーガ・エスパニョーラは現地時間30日に第17節の9試合が行なわれ、首位バルセロナ、2位アトレティコ・マドリー、3位レアル・マドリーがそれぞれ勝利で2015年最終戦を終えた。バルサでは、メッシが同チームでの公式戦500試合出場を達成し、自らのゴールで華を添えている。
ホームに11位ベティスを迎えたバルサは、29分にメッシがGKと交錯しPKを獲得。ネイマールのキックはクロスバーに阻まれるも、跳ね返りをベスターマンがクリアし損ね、オウンゴールで先制する。さらに33分、ネイマールとの連携でゴール前に侵入したメッシが、自らの試合出場記録に華を添える追加点を挙げる。
後半も畳みかけるバルサは開始直後の46分、高い位置でのボール奪取からスアレスが冷静なフィニッシュで3点目。その後も一方的に攻め立てると、83分に華麗な連係からスアレスがネットを揺らして締め括り、4対0で快勝した。
バルサとアトレティコを勝ち点2差で追うレアルは、ホームで14位レアル・ソシエダに3対1と勝利。23分に得たPKはクリスティアーノ・ロナウドが失敗して先制のチャンスを逸するが、42分にベイルのクロスがハンドを誘って再びPKを獲得。C・ロナウドが今度はしっかりと沈めて先手を取る。
後半立ち上がりにブルマに決められ試合は振り出しに戻るが、67分にマルセロのCKをC・ロナウドが左足のダイレクトボレーで叩き込んで勝ち越し。さらに終盤の86分にはバスケスがダメ押しのゴールを挙げた。
勝ち点でバルサと並ぶアトレティコは、アウェイで18位ラジョ・バリェカーノに2対0と白星。88分にコレアのゴールで均衡を破ると、90分にグリーズマンがチップキックで追加点。終盤の2得点で勝利をもぎ取った。
この結果、首位バルサ(1試合未消化)、2位アトレティコ、3位レアルいずれも勝ち点3を上積みしたため、今節での順位に変動はなかった。
乾貴士所属の10位エイバルはホームで16位スポルティング・ヒホンを2対0と下した。乾はベンチ入りしたが出場機会はなかった。
この日行なわれたそのほかの試合では、13位マラガが最下位レバンテを1対0で下し、8位セビーリャは12位エスパニョールに2対0と白星。15位ヘタフェと6位デポルティーボはスコアレスドローに終わり、4位セルタは7位アスレティック・ビルバオに0対1と敗れた。19位ラス・パルマスは17位グラナダに4対1と快勝している。