リヴァプール、2戦連続ベンテケ弾で勝利 勝ち点でマンUと並ぶ/プレミア

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イングランド・プレミアリーグは現地時間30日(以下現地時間)に1試合が行なわれ、8位リヴァプールが19位サンダーランドに敵地で1対0と勝利。2試合連続でベンテケが決勝点を決めている。

26日の試合で、当時首位のレスターをベンテケのゴールで1対0と下したリヴァプール。2連勝をねらうこの日はスコアレスで迎えた後半開始からわずか22秒、クラインが前方に送ったパスをララーナが触ってゴール前に転がると、これにベンテケが反応して先制点。このゴールが決勝点となり、1対0で勝利を収めた。

この結果、リヴァプールは勝ち点を30に伸ばして7位浮上。6位マンチェスターUにポイントで並んでいる。一方のサンダーランドは、5連敗で残留圏内の17位スウォンジーとは勝ち点7差となっている。

2試合連続でチームに勝利をもたらすゴールを決めたベンテケだが、高さやエリア内でのプレーを武器とするスタイルは、豊富な運動量が要求され、ハイテンポなゲームを展開するクロップ流にフィットしないのでは、という声もある。

しかし、同選手はクロップ監督のアドバイスを積極的に求め、「もっと走れ」と言われたことを明かしており、新監督の目指すスタイルへの適応に意欲的。ララーナも、ベンテケがあのボールに追い付くとは思わなかったとのちに認めていた。

今季プレミア6点目を決めたベンテケは「僕は多くのゴールを決めるためにリヴァプールに来たんだ。今は調子がいいよ。この状態を続けていきたい」とコメント。クロップ監督は「今はクリスティアン・ベンテケタイムだ。彼にはゴールへの嗅覚がある」と賛辞を送っている。

一方、敗れたサンダーランドのアラーダイス監督は、「あれは幸運な、ラッキーゴールだ。ララーナはボールをコントロールしようとして、つま先に当たってしまったんだ」と、悔しさを滲ませている。(STATS-AP)

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