ハリルホジッチ監督「選手を何人か変更する予定」

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日本代表は17日、2018年W杯アジア2次予選兼AFCアジアカップ2019予選でカンボジアと対戦する。以下、試合前日の記者会見でのヴァヒド・ハリルホジッチ監督のコメント。

●ヴァヒド・ハリルホジッチ監督コメント

「今年最後の試合になるが、シンガポール戦と同じように、しっかり勝利して今シーズンを終わりたいと思っている。しかし、カンボジアを過小評価してはいけないとも思っている。このチームにクオリティがあるのは分かっているし、モチベーションが高いのも知っている。この試合に関して、選手にしっかり集中して丁寧にやってほしいと伝えていますし、勝利を手に入れてほしい」

Q:勝つことはもちろん、その他に何を目的として戦うのか、前回からメンバーを変更するのか、新たな戦略、選手を使うのか?
「目的は常に同じで前進すること、全ての計画を前に進めることです、それは攻守にわたってそうです。選手も何人か変更する予定。ただ、我々のチームにはこのチームがタイプだというものはありません。もっとも良いパフォーマンスの選手が出るだけです。最初の段階ではたくさんの選手を使いたいと思っている。それはより良く知るため。そして来年はまた少し違う方法を考えている。ただ、たくさんの選手にプレーする資格がある。彼らに表現の機会を与えたい。もちろんリスクがあるのもわかっている。すべての選手を信頼している。このチームは11人では戦わない、23人がチームだと思っている。そして選手に資格があればその機会を与えたい」

Q:グラウンドコンディション、気候についてはどう思う?
「人工芝ということだが、選手は天然芝に慣れているので、それが好ましかったが、私が何かを変えることはできない。たしかに少し暑いが、人工芝も暑いのもわかっていた。できるだけ早く適応して、我々の仕事をするだけだ」

Q:シンガポール戦はサイドと中を効果的に使って3点を取ったが、より引いてくるかもしれないカンボジアへの攻め方、攻略のイメージは?
「カンボジアがどんなプレーをするかについてはほぼ分かっている、我々のホームでやった試合から大きな変更をしてくるとは思えない。かなり固いブロック、低いブロックでやってくると思う。そして、どのようなプレーをするべきかも、選手たちにはすでに話した。いくつかの点で強調しなければいけないことがあるし、守備の人たちにはカウンターアタックに注意してほしいと言っている」

「なぜならボールを奪ってから3、4人がかなり速くカウンターを仕掛けてくる。FWはかなりいい選手で、力強さもある。フリックもできるし、リターンパスもできる選手です。そして彼の近くにいる数人の選手が、かなり速く攻撃参加してくる。彼らに注意しないと危険に晒される。それからゴール前ではリアリストになること。もっとアグレッシブになって、最後のラストパス、シュートを冷静にという話をした」

Q:シンガポール戦から時間が短いが、改善を試みた点は?
「あるグループはしっかり休憩させた。他のグループは少しトレーニングした。みなさんにお伝えしたように、移動と気候に慣れることがあった。しっかりトレーニングもできるが、選手が壊れる可能性もある。しっかりと調節するのが大事。そして何人か疲労回復しなければいけない選手もいた。どちらかというと、ビデオで説明をして、シンガポール戦に関してよかった点、何を向上しなければいけないかを今朝にやった。それに関してパーフェクトにできたし、守備に関してやらなければいけないことを理解できた。どのようなプレーをしなければいけないか、攻撃で何をしなければいけないかを彼らは知っている。かなり多くのディテールを突きつめた」

「特にシンガポール戦の前半、いくつかのアクションに関して強豪国と同じようなプレーを見せた。しかし継続性がまだ足りない。また、かなり多くのチャンスも作ったが、ゴールを決めるところはまだ向上できるなと。ただ、ここまでのところ多くのチャンスを作っているのは我々の攻撃が豊富なんじゃないかなと思う。そしてシンガポールは1、2回、得点を取るチャンスがあった。ディフェンスはそこを注意深くと話した。我々と戦う相手はブロックをかなり低く敷いてくるが、ただ我々はカウンターをしっかり受けたことはまだない」

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