日本代表がカンボジア代表に辛勝(Getty Images)
カンボジアに辛勝、本田はW杯予選5戦連続ゴール
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日本代表は17日、2018年W杯アジア2次予選兼AFCアジアカップ2019予選でカンボジアと対戦し、2対0で勝利した。
3対0と勝利した13日のシンガポール戦から先発8名を入れ替え、本田、長谷部らをベンチスタートとした日本。序盤から積極的に攻め込むと岡崎、原口、香川らが好機を手にするも、相手守備陣に阻まれネットを揺らせない。
チャンスを作りながらも点が取れない展開が続くと、試合の流れは徐々にカンボジアへ。22分に槙野のボールロストからラボラビーにカウンターを許すが、シュートは枠を逸れ事なきを得る。その後も槙野のファウルで与えたFKからピンチを迎えるも、ゴール前で吉田が足を延ばしてクリアし失点を逃れる。
まさかの苦戦を強いられ前半をスコアレスで終えた日本は、後半開始から遠藤に代えて柏木を投入。すると、この采配が奏功。開始直後の46分に同選手のロングパスを岡崎が頭で折り返すと、走り込んだ香川が倒されてPKを獲得する。しかし、この日キャプテンマークを巻いて先発した岡崎のキックはGKに阻まれ、絶好機を逸してしまう。
それでもその4分後、柏木のFKを岡崎が相手DFとヘディングで競り合うと、ボールはゴールに吸い込まれ、セットプレーから遂に均衡を破る。その後も柏木の長短のパスでリズムを掴むと、62分には同選手の浮き球のパスから、途中出場の本田がファーストタッチで追加点に迫る。
2点目が欲しいハリルホジッチ監督は86分に岡崎に代えて南野を投入。その直後には本田がエリア内で倒されるも主審は笛を吹かず。それでも、90分に藤春のクロスに本田が頭で合わせ、W杯予選5試合連続ゴールをマーク。終了間際にようやく追加点を挙げて、2対0で勝利を収めた。
この結果、日本は今予選5勝1分けの勝ち点16とし、首位を守っている。
=以下、日本代表先発メンバー=
GK
西川周作
DF
藤春廣輝
吉田麻也
槙野智章
長友佑都
MF
遠藤航(46分:柏木陽介)
山口蛍
香川真司
FW
原口元気
宇佐美貴史(62分:本田圭佑)
岡崎慎司(86分:南野拓実)