パンサーズの守備陣をけん引するLBルーク・キークリー(右)。(Margaret Bowles via AP Images)
【第13週プレビュー】無敗パンサーズ、勝てば早くも地区優勝決定
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リーグ唯一の無敗チームであるカロライナ・パンサーズが現地6日、敵地に乗り込みニューオリンズ・セインツと対戦する。開幕11連勝中のパンサーズは、この試合に勝利(もしくは引き分け)すれば他チームの結果に関係なく早くも3年連続となるNFC南地区優勝が決まる。両チームは第3週に対戦し、27対22でパンサーズが競り勝った。
第12週のパンサーズは、感謝祭ゲームでダラス・カウボーイズに33対14で快勝。リーグ2位の喪失ヤード、3位の平均失点と快進撃の原動力となっている守備陣は、ここ3試合連続で250ヤード以下の喪失ヤードとその鉄壁ぶりにさらに磨きがかかっている。また、過去3試合で計10ターンオーバーとビッグプレイを量産しており、カウボーイズ戦では3INTを記録している。第3週の対戦ではセインツの大黒柱であるクォーターバック(QB)ドリュー・ブリーズは故障で出場していなかった。リーグ1位の18INT、3位タイの33サックを挙げているパス守備でブリーズ封じに成功し、連勝記録を伸ばしたい。
セインツは前週、ヒューストン・テキサンズに6対24で完敗し3連敗中。現在、リーグ記録のホーム51試合連続TDパスを記録しているQBブリーズだが、敵地で行われたテキサンズ戦ではTDパスなしと沈黙。第8週のニューヨーク・ジャイアンツ戦でパス505ヤード、7TD(2INT)と大暴れも過去2試合連続でパス230ヤード以下、レーティング84以下と低調な内容に終わっている。喪失ヤードでリーグ31位の守備陣に多くを期待するのは酷であり、パンサーズ撃破の番狂わせにはブリーズ復活が不可欠だ。