決勝TDを決めたWRコッチェリー。(AP Photo/Bill Feig)
ニュートンが5TD、パンサーズ無敗のまま地区優勝
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現地6日、カロライナ・パンサーズが敵地でニューオリンズ・セインツと激突。クォーターバック(QB)キャム・ニュートンがパス331ヤード、5TD(1INT)と大暴れし、41対38で壮絶な点の取り合いを制した。これでパンサーズは無傷の開幕12連勝となり、早くもNFC南地区優勝が決定している。
第1Q、パンサーズはファンブルロストからのリターンTDを許すなど、いきなり14点を連取される。しかし第2Qに入るとニュートンからランニングバック(RB)マイク・トルバートへの12ヤードTDパスなどが決まり、前半のうちに13対16と追い上げた。
第3Qに入ると、パンサーズはワイドレシーバー(WR)テッド・ジンJr.の13ヤードTD捕球で逆転に成功。その後は両チームともにTDを入れ合う激戦となり、第4Q残り約5分半にTDを決められ、34対38とリードを許してしまう。それでも残り約1分でニュートンからWRジェリコ・コッチェリーへの15ヤードTDパスが決まり、同地区ライバルをなんとか振り切った。
パンサーズはニュートンに加え、RBジョナサン・スチュワートがラン21回82ヤード、1TD、タイトエンド(TE)グレッグ・オルセンがレシーブ9回129ヤードと活躍。攻撃陣が計497ヤードを稼ぐ大爆発で、リーグ唯一となる開幕からの無敗を守った。
4勝8敗となったセインツは、QBドリュー・ブリーズがパス42回中24回成功、282ヤード、3TD、1INT。WRブランディン・クックスがレシーブ6回104ヤード、1TDを挙げるなど、攻撃陣は奮闘した。しかし課題の守備陣がこの試合でも崩壊し、4連敗を喫してしまった。