カズンズが4TDパスの活躍、レッドスキンズ地区V決定

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現地26日、ワシントン・レッドスキンズが敵地でフィラデルフィア・イーグルスと対戦。クォーターバック(QB)カーク・カズンズ率いるオフェンスが爆発し、イーグルスを38対24で撃破した。これで今季8勝7敗としたレッドスキンズは、2012年シーズン以来となるNFC東地区優勝を決めた。一方、イーグルスは6勝9敗となり、シーズン負け越しが決定した。

第1Q、レッドスキンズは試合最初のシリーズでイーグルスに先制のTDランを許すが、すぐにカズンズがタイトエンド(TE)ジョーダン・リードに22ヤード、12ヤードのTDパスを連続で通して逆転。第2Qは互いにFGを入れ合い16対10とリードして前半を終える。

第3Q、レッドスキンズはランニングバック(RB)クリス・トンプソンの12ヤードTD捕球で加点するも、直後にTDを返される。だが、ここでコーナーバック(CB)ディアンジェロ・ホールが17ヤードファンブルリカバーTDと守備陣にビッグプレイが飛び出す。さらに第4Q中盤でカズンズがワイドレシーバー(WR)ピエール・ガーソンに13ヤードTDパスを通して勝負を決めた。

昨季の4勝12敗から見事な復活を遂げたレッドスキンズは、QBカズンズがパス46回中31回成功、365ヤード、4TDと、前週に続きパス300ヤード、4TD以上をマーク。TEリードがレシーブ9回129ヤード、2TD、WRガーソンがレシーブ7回80ヤード、1TDと空中戦が冴え渡った。

イーグルスは、QBサム・ブラッドフォードがパス56回中37回成功、380ヤード、1TD、TEザック・アーツがレシーブ13回122ヤードと奮闘。しかし、ランでわずか45ヤードに終わると、守備陣も前週の40失点に続いて良いところなし。シーズン終盤での痛恨の連敗で、プレイオフ出場の可能性が消滅した。

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