男子が開幕!NEXT4石川奮闘で初戦エジプトにフルセットで勝利

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8日、FIVBワールドカップバレー2015男子大会が開幕。広島グリーンアリーナ(広島県)などで第1日が行われ、今大会で2位以内に入りリオ五輪切符獲得を目指す世界ランキング20位の日本男子代表は、同15位のエジプトに3−2(25−19、23−25、25−18、17−25、15−7)で勝利した。NEXT4の一人、19歳の石川 祐希は、両チーム最多の24得点を記録した。

日本は第1セット、キャプテン清水 邦広、鈴木 寛史、石川 祐希、深津 英臣、柳田 将洋、出耒田 敬を先発メンバーに起用。序盤は清水のサービスエース、NEXT4の一人の石川のスパイクが決まり優位に進める。その後もセッター深津の巧みなトス回しで相手のブロックを分散させ、柳田、石川のスパイクで得点を重ね、25−19で第1セットを先取した。

第2セットの日本は、エジプトの強烈なサーブにリズムを乱され終盤までリードを許す苦しい展開だったが、19−21から連続ポイントで同点に追いつくと、鈴木のブロックで遂に逆転。しかし、逆に3連続ポイントを許してひっくり返されると、最後はエジプトのエース、アハメド・アブデルハイにスパイクを決められ23−25でこのセット落とした。

第3セットは、お互いに点を取り合うシーソーゲームの展開。一つ目のテクニカルタイムアウトを取った日本は、石川のサービスエースでこのセット初めて2点差をつける。12−10からは清水のスパイクが相手のブロックアウトを誘い、出耒田のスパイクも決まり、日本が突き放す。その後も石川のサービスエースなどで得点を重ね、25−18で第3セットを取った。

第4セットも、第2セット同様にサーブで乱され、17−25で落とした日本。勝負のファイナルセットでは、清水、石川のスパイクで序盤からリードを奪うと、その後も石川のブロックなどでリードを広げ、最終セットをものにした。

日本の次戦は9月9日に行われ、世界ランキング5位のアメリカと対戦する。

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