俺もNEXT4だ!山内奮闘でカナダに快勝 3勝目で5位に浮上

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12日、FIVBワールドカップバレー2015男子大会は広島グリーンアリーナ(広島県)などで第4日が行われ、今大会で2位以内に入りリオ五輪切符獲得を目指す世界ランキング20位の日本男子代表は、同14位のカナダに3−0(25−17、25−15、25−21)でストレート勝ちした。これで2連勝の日本は3勝1敗の勝ち点8で、5位に浮上した。首位アメリカ、2位ポーランドがそれぞれ開幕から4連勝している。

ここまでの3戦でNEXT4の中では、石川 祐希、柳田 将洋の活躍が目立っていたが、この日は“大きな大きなシンデレラボーイ”山内 晶大が躍動した。10日のオーストラリア戦と同じ先発メンバーで挑んだ日本は、序盤からカナダのスパイクをしっかりとワンタッチして簡単に打たせず、守備からリズムをつかむ。攻めても、キャプテンの清水 邦広、NEXT4の石川のスパイクや2試合連続先発の山内のクイックなどでリードを広げ、第1セットを25−17で先取した。

第2セットも日本は、清水のスパイク、山内のブロックが決まり、序盤で主導権を握る。その後も柳田、山内のスパイクなどで得点を重ねると、相手のミスにも助けられこのセットも25−15で2セット連取した。

勢いに乗る日本は第3セット、開始から点の取り合いとなったが、11−11の場面で清水の相手ブロックを弾く強烈なスパイクとサービスエースが決まり、2点のリードを奪う。その後も、一進一退の展開となったが、山内のクイックなどでリードを守りきり、25−21でカナダを振り切った。

清水が両チーム最多の14得点、アタック成功率100パーセントの山内が13得点、石川が10得点で続いた。

日本の次戦は9月13日に行われ、広島ラウンド最終戦となる。対戦相手は、ここまで3勝1敗の世界ランキング4位の強豪・イタリア。

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