世界ランキング4位のイタリアに敗れた日本。(Getty Images)
日本、世界4位イタリアに完敗で3連勝ならず
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13日、FIVBワールドカップバレー2015男子大会は広島グリーンアリーナ(広島県)などで第5日が行われ、今大会で2位以内に入りリオ五輪切符獲得を目指す世界ランキング20位の日本男子代表は、同4位のイタリアに0−3(21−25、20−25、15−25)でストレート負けした。連勝が2で止まった日本は、3勝2敗の勝ち点8で6位。首位アメリカ、2位ポーランドがそれぞれ開幕から5連勝して順位をキープしている。
前日のカナダ戦と同じ先発メンバーで挑んだ日本は、序盤はNEXT4の柳田 将洋のスパイクや清水 邦広のサービスエースなどで食らいつき、最大4点あった点差もNEXT4の石川 祐希のスパイクで12−12の同点に追いつく。しかし、その後はイタリアの高さに屈し第1セットを21−25で落とした。
第2セットの日本は、前日に南部 正司監督が「サーブで崩す」と言っていたように、柳田、鈴木 寛史の好サーブで得点を奪い、8−7で最初のテクニカルタイムアウトを取る。その後も山内 晶大のサービスエースや鈴木のクイックなどで得点を重ね17−17と中盤まで粘りを見せたが、石川、清水が相手の高さにつかまり、20−25で第2セットも失った。
後がなくなった日本は第3セット、イタリアのパワフルなサーブにレセプションを乱され、2−2から7連続失点してリードを許してしまう。若きエース石川を途中で下げた日本は、柳田の連続サービスエースなどで食い下がるが、15−25でストレート負けを喫した。
日本の次戦は、舞台を大阪に移して9月16日に行われ、世界ランキング15位のチュニジアと対戦する。