大阪市南部の恵美須町から、堺市の浜寺駅前を結ぶ、営業距離14.1km、駅数30の阪堺電気軌道・阪堺線。
2011年12月に阪堺線開通100周年を迎えたこの路線は、元々大阪市南部と「東洋一の海水浴場」として知られた堺市の浜寺公園を結ぶ"リゾート路線"として開業し、当時の面影を現在にも色濃く残しています。
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恵美須町駅近くでは、車窓に通天閣を望む事が出来、そして昭和の下町風情が残る天下茶屋一帯の裏路地を駆け抜け、更に開業当時の姿を残す大和川鉄橋を走る。そんな"古き良き時代"の面影を残す景色の中を走る路面電車です。
車両も国内最古の昭和3年に製造された「モ161形」が現役で活躍しているところも、鉄道ファンを魅了しています。